WORKS活用・別注製作事例

【活用事例】サンドブラスト表面状態比較:ガラスビーズ・鉄板編

「ガラスビーズでサンドブラスト処理した場合、表面はどうような感じで仕上がるのですか?」

このようなお問い合わせをよく頂戴致します。

私なりの答え:「ほんのり光沢っぽい梨地に仕上がる」

よくこのような表現で説明させていただくのですが、この説明だと実際の仕上がりはイメージしにくいですよね。。。(汗)

このたび、サンドブラストの表面状態を少しでもご理解頂ければと思い、ガラスビーズでブラスト処理したサンプルボートを製作・写真撮影しました。
写真ではなかなか見づらい点もあるかと思いますが、ガラスビーズ選定の参考情報として頂けましたら幸いです。

研磨条件
・使用メディア:ガラスビーズ
・材質:冷延鋼板(光沢ありダル仕上・SS400相当品)
・使用装置:小型循環式サンドブラスト機 ASB-2型
・設定圧力:0.5MPa

表面仕上がり一覧

アルミナ(褐色)アルミナ(白色)に比べて、それほどザラつきが少なくてやや光沢艶っぽいのが『ガラスビーズ』独特の表面仕上がりです。
アルミナ(褐色)の表面状態比較はこちら
アルミナ(白色)の表面状態比較はこちら

ザラつきが少ないのはほとんどワーク表面を削っていないということ。
このため、研掃作業(ブラストクリーニング)にも広く用いられております。
細かい粒度になればなるほどキメ細やかになりますので、光沢が出てるっぽく綺麗に仕上がる傾向がありますが、ワーク材質や見方によっては荒い粒度の方が光沢っぽい見える場合もございます。不思議ですね~(^_^;)
但し、「光沢」と言ってもあくまで「光沢っぽい」レベルですので、バフがけの「光沢」と勘違いすると大変なことになりますのでご注意を!!

サンドブラスト処理を行うワーク材質や表面状態、使用装置、設定圧力等で仕上がり状態が違ってきますので、この点にも注意が必要です。

【ガラスビーズ】
商品紹介ページ
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