WORKS活用・別注製作事例

【納入事例】直圧式サンドブラスト機(キャビネット・集塵装置一体型+大容量タンク仕様)

先日、直圧式サンドブラスト機の納入を無事完了致しました。

今回納入致しましたのは、汎用キャビネットタイプで集塵装置一体型の「BA-1型」の姉妹機種、品番は「BA-1-21型」になります。

「BA-1型」との違いは直圧式の“核”である加圧タンクの容量!!
「BA-1型」は5.6Lに対し、「BA-1-21型」は21Lの大容量を誇ります。

「直圧式サンドブラスト」は加圧タンク内を密閉し研削材とエアーを押し出す方式ですので研削力は強力ですが、弱点となるのが連続投射時間。。。
加圧タンク内に入っている研削材が無くなると、一度投射を止めて再装填を待たなければいけません。
BA-1-21型」は、加圧タンクを大きくする事で連続投射時間が長くする事を可能としました。

実際に「アルミナ」(設定圧力:0.5MPa)で表面処理を行なう場合、
①BA-1型(5.6Lタンク)
1回あたりの装填量:7.8kg(3.9L)
φ4.0mm口径ノズルで 3分15秒
φ5.0mm口径ノズルで 2分05秒 連続投射できるに対し、

BA-1-21型(21Lタンク)
1回あたりの装填量:29.4kg(14.7L)
φ4.0mm口径ノズルで 12分10秒
φ5.0mm口径ノズルで 7分50秒 連続投射できます。大容量の加圧タンクを内蔵する直圧式サンドブラスト機は色々ありますが、「BA-1-21型」の凄いトコは「大容量加圧タンク内臓なのにキャビネット・集塵装置一体型」である事です。
「キャビネット・集塵装置一体型」ですのでサイクロンは内臓されておらず、重量でホッパーに落ちた研削材のみ循環する方式ですが、非常にコンパクトで装置価格が安い面を重点に置いております。
21Lタンクをホッパー下部に取り付ける必要がある為、高さ方向のスペースを確保する目的で「踏み台」を設置しておりますが、平面設置面積は「BA-1型」+α程度でとてもコンパクトにまとまっております。 また、装置価格はこのタンク容量でキャビネットモデルでしたらダントツの安さではないでしょうか!

今回のお客様はノズル口径φ5.0mmを選択。
アルミナ1時間あたり225kg(0.5MPa使用時)を投射するハイパワー仕様で、「ストレス無く表面処理ができる」と喜んで頂きました!!

ちなみに「加圧タンク」と「踏み台」以外は「BA-1型」と全く同じです。

「BA-1型」よりキャビネット寸法の大きい「BA-2型」のタンク21Lモデル、「BA-2-21型」もありますよ!

どちらも表面処理に時間のかかるワークにはお勧めの1台です。

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